体を冷やす食物と現代病

日本人の食生活は、高度成長とともに、欧米型の食生活といわれるものに変化しました。
それに伴って、欧米型の病気である心筋梗塞、脳梗塞、肺ガン、大腸ガン、すい臓ガン、腎臓ガンなどが増加してきたと言われています。
すなわち肉、卵、乳製品などの高脂肪食品がこれらの現代病の元凶となのでしょうか。

しかし、毎日肉などの高脂肪食品を食べながら、長寿の人もいれば、菜食主義や玄米食に固執しながらも、病気で早死にする人もいます。
生野菜がビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含んでいても、体を冷やしたら何の意味もなくなります。
逆に、脂肪が多く含まれていても、体内で十二分な熱を産出する燃料になれば健康でいられるのです。

そうすると、一般的に言われる高脂肪食品が成人病や現代病の元凶というのは、少し的外れかもしれません。
「身土不二」という言葉があり、その土地の食物を食べると一番健康になるという事ですが、日本の風土とあまりに違う環境で作られた食物を食べることが、現代病をつくる原因になっているのではないでしょうか。

一般的に南方でとれる作物(バナナ、トマト、カレー、コーヒーなど)は体を冷やす作用を有しています。
またビールやウイスキーなど日本産でない水分も体を冷やします。
日本の風土とそこでとれた食物で養われてきた体質が、異質風土で育った食物を簡単に受け入れてきたところに、体を冷やす→万病の原因があるのではないでしょうか。

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